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秘密の時間

第14章 ◇旅立ち

あの日を最後に松田さんは旅立った

彼がいない日々はつまらなく平凡な日常
これが普通と言えば普通なんだろうけど、
今までの非日常的な日々も現実だ…

新天地で仕事に負われているのか
松田さんからの連絡は止まったまんまだった。


とてももどかしく辛い日々…

若い子じゃあるまい、ましてや夫がいる身で
こんな風に思う自分に苛立ちさえ思えた。

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