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秘密の時間

第20章 ◇夜

翌朝、気だるい身体と共に目覚める

隣には松田さんの顔

やっぱりかっこいい…マジマジと見てしまう



寝ている彼にそっとキスをする




部屋についている露天風呂に入る
何度見ても最高の景色


幸せだな…
この幸せがずっとならいいのに
彼と過ごせたこの日に感謝する






「さくら」

振り返ると松田さんが窓から見ている

「おはよー」
とびきりの笑顔で返す

タバコをふかし、こちらを見ている姿にドキッとした



絶景を眺めながら、2人で最後のお湯につかる

「あー、帰りたくないなー」
本音をぶつける

「小学生か(笑)」
大人の余裕で返される



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