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秘密の時間

第11章 ◇時間

たった10分足らずでも、飲んだ後にはキツイ…

駅に着くとタバコをふかす松田さんの姿が見えた

「悪いな」
と私の頭を撫でる

それだけで嬉しくなる


既に周りは暗く人影もまばら

「腕…組んでいい?」
一応確認した。

「どうぞ(笑)」
クスッと笑い腕を差し出す



「どうする?飲み直す?」
松田さんがこうやって聞く時は決まって飲み足りない時

「いいよ」
笑顔で答える。


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