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R18っぽいけど実際はU15

第1章 月

気がつくとエレベーターは展望台についていた


吐き出されるようにエレベーターから飛び出す乗客


汗で貼り付いた服から感じる冷たさと涼しさ


身体に瞬時に取り込まれる酸素と窒素


私は荷物を抱えゆっくりとエレベーターから降りた


全身から湯気がでているんじゃないだろうか


私はやけにぽかぽかと暖かかった


あんなに鬱陶しかった太陽は、都会の町並みを綺麗に照らし出していた


ふと自分のスカートに触れてみる


その時そこについていたのは……

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