テキストサイズ

あなたへ

第4章 夫婦生活

右頬を押さえ
涙をこらえた

涼太は勢いよく玄関を閉めた

私は
病院に行った事で

《こども》

が欲しくなっていた

逆に涼太には
子作りしないといけない
使命感に苛まれていた


この日から

涼太は殆ど
12時をすぎないと帰宅しなくなった


私が、待っていると

「飲み過ぎて、使い物にならないので
スミマセン」

と避けるようになった

ストーリーメニュー

TOPTOPへ