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第6章 旅行

涼太の気持ちが嬉しかった

「日程決まった?」

「えっ、言わんかった?明日やけど」

「聞いてないよ。もう、急いでせな時間無いやん」

慌てる私を、可笑しそうに涼太が笑う

「家おるんやけ、今日中にしとき。時間あるやろ」

「・・・そうやった。」

「じゃあ、いってくるけん」

「いってらっしゃい」

チュッと
頬に唇を近づける


最近本当に変わった

家出以来

涼太は、優しい
守られてるなっと感じる

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