寵愛姫
第2章 元彼の復讐
そう言ったと同時に、目隠しを外された。
そこにいたのは、5人ばかりの男と、メガネをかけていない陸の姿だった。
メガネをかけていないことで、がらりと印象が変わり、冷たい瞳に京子は怖くなった。
それと同時に、自分の格好に驚いた。
京子は、全裸だった。
「復讐って何よっ!!私、あなたにそんな事されるようなことしてない!」
「それはどうかな…僕は、こんなにも京子の事を愛していたのに、君は…」
その後、陸は大声で叫んだ。
「僕の気も知らないで、他の男と楽しそうに喋ってるのが、許せないんだっ!!」