テキストサイズ

寵愛姫

第1章 兄×妹

帰宅後、姫乃は急いで、シャワーを浴びた。

その間、隼人は自分の理性と戦っていた。

「お兄ちゃん、出たよ~」

風呂上がりの姫乃の姿を見て、隼人の理性はプチンと音を立てて切れた。

風呂上がりのせいか、うっすら蒸気した肌に、勝手に着たと思われる兄のトレーナー。

ダボダボで、下は何も身に着けていない。

その姿を見て、固まったままでいる兄を不思議に思った姫乃は、兄に近づく。

「お兄ちゃん?どうしたの?」

首をかしげ、かがむと谷間が見える姫乃を、隼人は押し倒した。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ