テキストサイズ

ΑΑΑ

第5章 動き出します☆

『だから、見えてんの?』

「えっ……、あんまり」


なんだ、こいつ。
いきなりなんだよ。ドギマギするじゃあないか。


『どのくらいなの…視力』

「視力っ?えっ…と、両目でD?かな」


『Dってくらい、あるんだ…』


だから、なんだよ!!
話が見えないよ、土方君。てか、結構話しますね!!
いつも、無愛想なのに


「しかし、私見えているよ。」


『はっ?』


「私は、森羅万象の力をかり、なんと全てが見えている。だから気にするな少年よ。私は、理科研究に行かなくては!!さらば!!」


『おい!!そっちは………』

彼がなんと言おうと立ち去ろうとしたが、無理だった

「ぶっ…!!」


硬い壁に自ら体当たりしたらしい。


『大丈夫か…?』


「いだいぃ…」


『てか、森羅なんちゃら?使えてなくね?』


「いや、悪いが最初から使えない。てか、壁があるなら教えろよ!!」


『えっ、使えないのか!!』

「えっ、信じちゃってたの!!」


おい、聞いてねぇぞ!!
土方弛嘉は、¨ド天然¨だって私聞いてねぇぞ!!


「普通、信じねぇだろ!!」


『はぁ?信じるも信じないもお前が言ったことだろ…』


「はい?私が言ったことだから信じたの?」


『……………………(コクッ)』


なんだこいつ…
ド天然も入ってかつ


「純粋とかいて、ピュアというバージョンの男か!!」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ