ΑΑΑ
第9章 初めて…☆
俺は咄嗟に身を隠した
『やっ……//めっ…//………』
何を言っているか解らないが、いつもより高い声。
まるで、男を誘っているかのような…
アイツなのか?
今は昨日の面影もない…
弥和のほうも、いつものような女の扱い方と違うようにみえた
まさか…黒蝶は、弥和の事が好きなのか…?
だから、黒蝶は弥和を誘った?一瞬脳裏に浮かんだことを、何故か俺は必死に揉み消した
あり得ない…昨日初めて話したはずだし、昨日の態度から思うと…
絶対にあり得ない…
弥和の顔を見る。
見る限り取り巻きの女として扱ってない…
むしろ、弥和が黒蝶の事が好きでしてる…
何故なら、弥和の顔には幸福感で満たされていたから