テキストサイズ

先生に恋をした。

第5章 5

僕はそんなに怒りっぽいほうじゃない。

むしろ穏やかでやさしい人間である。




が。





実際そうでも無いみたいだ。



今、目の前で古典の授業を平然としている吉野にものすごくムカついていた。



キーンコーンカーンコーン


「はい。今日はここまで!」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ