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先生に恋をした。

第5章 5

パッと手を下着から抜いた。



一瞬吉野が、辛そうな顔を見せる。


「じゃあ、夜10時。マンションにいくから。」


「はぁ・・・はぁ・・・わ、わかったわ・・・。10時ね・・・」





僕から開放され、呼吸と下着を整えている吉野を尻目に、僕は一瞬で詩集を選び、そのまま図書室を出た。





今日。


10時。


吉野に会って、僕が疑問に思っていた事を全部聞こう。



そう思っていた。


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