
チャラいギャルはどこまでも??
第2章 初sex、変わった心境
所詮、愁との関係は今夜だけ…
これからも会えるなんて勘違いしてたあたしがバカだった…
「…いやー、意外に締まってて俺もなんかヤバかったわ」
あたしはもう居られなくなって服を着て荷物を持って扉を開けた。
「あ…莉架?…..帰んのか?」
愁は携帯を離してあたしの頬を撫でようとするが、
かわしてあたしは靴を履く。
「なーに怒ってんだよ?
まだ帰んなよー」
後ろから抱きついてきて愁は…いや、先輩はあたしの顔を覗き込む。
「ありがとうございました、先輩」
「えっ………莉架!?」
あたしは逃げるように先輩の家を出てゲリラ豪雨並みの雨が振る暗闇の中を走った。
