テキストサイズ

チャラいギャルはどこまでも??

第2章 初sex、変わった心境



愁side*



莉架…
なんだよ、先輩って……

ヤッてた時は愁、愁って何度も呼んでたじゃねぇか…




『愁、やべーんじゃね?』


「あ?」


電話をしていた由真(ユマ)が、
珍しく真面目な低い声で言う。





『今のぜってー聞かれてたって…』


「別に聞かれてても割り切った関係なんだし別にいいだろ」


『わかってねぇな…お前…』


「んだよ由真、さっさと言えよ」




由真はそれ以上何も言わなくて
俺はイライラして電話を切った。



なんで莉架は泣いてたんだよ…


ズズ…

俺はそのまま崩れ落ちて
頭を手で抑えた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ