チャラいギャルはどこまでも??
第6章 交際スタート
「大和…それどういう…」
♪~♪♪~
大和の携帯が鳴り、
ごめんと言ってスライドすると
大和は耳に当て誰かからの電話に出た
「…莉架?」
ドクンッ…
大和が口にしたその名前に
俺の心臓は反応する。
「…あぁ、ごめん。
大丈夫だよ、今帰るから」
帰ったら、莉架は大和とヤるのか…?
大和の話だけで
色々妄想してしまう。
「うん…ん?あぁ、うん。
…ははっ、ん。ごめんな?
すぐ帰るからちょっと待っててな」
大和は電話を切って
俺に視線を向ける。
「…今日はいきなり来てごめんな。
じゃ、俺帰るわ」
「ちょっ…」
大和は帰って行き、
姿が見えなくなるまでずっと
大和を見ていた。
今から帰るのか…莉架の場所に。
帰ったら莉架がいる…
あの可愛い笑顔で
リビングからパタパタ走って
抱きついてくる莉架はもう、
大和のものなのか…
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