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大和side




…はぁ……



コンビニで買った透明の傘をさしながら俺は暗闇をとぼとぼと歩いていた。


そろそろ帰ろうかな…




大体、莉架は何も悪くねぇし…

俺が愁以上の男になればいいだけだ。



そう思ってまた一歩踏み出すと

少し遠くに体格のいい男が
小柄の女を抱き締めて
夢中にキスをしていた…



ったく…人目気にしろよな…



はぁ…とまたため息をついて
遠回りしようと道を曲がる時に













…見えてしまった。
















愁と莉架がキスしている所を…