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天然ちゃんと狼くん!?

第6章 感じる思い

凉河君がこっちを見て、
「当たってるぞ」
と言ってきた

分かってるよ、それくらい
私に命中率の自慢をしてるのね

「先生に当てられてるよ」
先生に??

「えっ……あっ、はい!」
私は我に返った
《望月さん、廊下に立ってなさい!!》
「は…はぁい…」

結果皆に笑われながら
教室をでた
恥ずかしかったけど
今はそれどころではない

「私、……」
ぼぉとしながら
時間だけが過ぎていった──

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