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紙ヒコーキ

第3章 出会い




昇降口まで着いた。


膝に手を当て、肩で息をしていた。


『はぁ…はぁ…はぁ……』



運動不足の私には、少しこたえる。


『はぁ…はぁ………』


ゆっくりと息を吸い込み、呼吸を整えた。



(よし…)


私は履いていた上履きを脱ぎ、黒靴に履き替えた。



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