一万回目のプロポーズ
第11章 妨げ
朝食は皆でバイキング
さすがに、いつまでも一緒にいるのはマズイかな…
と思い
あたしたちはそれぞれの友達と朝食を取ることにした
「おはよ~明奈っ」
香織は片手にプレートを持ち、もう片方の手で軽くあたしを叩いた
「おはよう香織」
すると香織は、あたしの耳元でボソッと呟いた
「で、竹村君との一夜はどうでした~?」
『…///』
「え、まさかヤッちゃったの!!??///」
『してないし!!///
ってか声でかい!!///』
フーフーと冷やかす香織を追いかけるようにしつつ
あたしも料理を取っていった