テキストサイズ

愛のかけら

第4章 遥ルート・学園祭

「!!・・遥様は遥様でしょっ!?え!?・・何!?知らない!??まさかっ・・」
かなり信じられないと、力強く顔を優愛に向けた彼女とすんでの所でぶつかりそうになった

「わっ・・えと・・二年の?」
「そうだよ!別校舎でもかなりな有名人いやっ・・学園の王子って・・知らない女子はいないはず!!」

遥くんってそんなに人気だったんだ・・

それなのに誰からも本気にされてないってよく思えたな・・・

優愛の思考はちょっとズレた観点になっていく・・

が、またクラスメイトの言葉に意識が戻された

「で!!さっき!私を見た王子が、優愛さんと同じクラスか聞いてきて・・伝言・・というか、あっそだ・・この紙渡してって言われてたんだ・・・はい。・・・・」
思い出したかのように優愛に遥からの手紙?を渡す

紙を受け取った直後じとーっと視線を感じる

折り畳まれた紙から視線をあげるとさっきまでの女子がニコリとも興奮すらも消えた冷たい空気を纏って優愛を見ていた

ちょ・・っと・・こわいな・・

ストーリーメニュー

TOPTOPへ