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恋した相手は痴漢です

第2章 すれ違い

奥まで引っかかることなく容易く入り込んだ後は、遠慮なく腰を打ちつけられ、潤みきっていない内部がゴリゴリと削られていくような感覚を覚えた

今の方がレイブされているようだと否定する脳内に浮かんでは掻き消される

無理やりだったあの男は強引だったわりにひどく優しかったんだと今は思えるほどに

ヒリヒリと熱く擦り取られるような今の行為が体に負担をかけてくる

そんな荒い挿入の繰り返しの中、乳首をギュッと強く摘まれ、痛みに顔を歪ませながら嬌声を上げた

「あっやっと鳴いたね。どう?」
明らかに痛がっているだけだと分かっているような遥の問いかけに優愛は涙を流しながらなんと言っていいか分からない

「いつもこんなことされてたんじゃないの?」
悪意の籠もった声色に首を振るしかできない

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