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こんなにモテたっけ??

第6章 放課後


あのあと、聖夜とも仲直りをして
只今、帰りの会中…


日直「次は先生から」

先「え~と、特にないなwww
じゃあ、解散!」
私たちも、この適当な先生に慣れてきた
まぁ、話も無くて楽だしねwww



そういえば、私放課後残るんだった…
他の生徒たちは、部活に行ったりと教室から人が減っていき、教室には私たちしか残ってない状況になってしまって何か気まずい。




そして、聖夜が口を開いた
聖「尾崎話ってなんだよ」

竜「お前には関係ないから黙ってろ」

聖「あ"ぁ何だと!」
『聖夜いいから今は大人しくしてて!』

今は尾崎君の話を聞くべきだと私は思った。

竜「あのさ、俺の事覚えてないの?」

何を言ってんだか全然分かんないんだけど…
皆も頭に?を浮かべてる

竜「尾崎竜だよ。俺の顔覚えてないの?」
その時の顔は、何だか悲しい顔をしていた。

私は頭の中の引き出しを開けまくった
たけど全然出てこない

『ごめん…』

竜「分からないか…
幼なじみだったじゃん」

『えっ』
皆も驚いた顔をしている

あっそういえば、小1の時に引っ越した幼なじみがいた…


えっ、竜ちゃんなの?
私には、同じ病院で生まれ、生まれた時間が6時間差の幼なじみがいた。
でも、引っ越ししてからは一回も会ってない

『ねぇ、竜ちゃんなの?』

竜「やっと思い出したか…
忘れられてたらすげーショックなんだけど」

私は思わず竜ちゃんに抱きついた
『ごめんね
全然わかんなくて…』

竜「その言葉何か傷つく…でも何でお前がここにいんの?」

私は竜ちゃんから離れ
『お母さんたち外国行っちゃったから
おばあちゃんがいるここに引っ越して来たの…』

竜「そうだったんだ…」

『ねぇ、竜ちゃんがこの辺で有名ってどういう事?』

竜「……」

竜ちゃんが黙ってしまった

聖「それは、こいつは喧嘩が強いから」
喧嘩?
だから、聖夜と張り合ってるの?
でも、聖夜と勝負がつかないって
聖夜も喧嘩が強いって事だよね…

竜「そういうことなんだよ…」

『そしたら、聖夜もそれなりに強いって事だよね』

聖「おい、それなりって酷くね」

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