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こんなにモテたっけ??

第1章 入学式

二人きりになると……

やっぱり無言

だからこういう人すきじゃないんだよな~
性格があわないというか、気まずいだけじゃん!
早く家につかないかな~

と心の中で呟いていると…




やっとマンションの前に来た


『私の家ここだから』
聖「俺ん家ここだから」



嘘…



聖「お前もここなのか?」

『あ…うん…』

あーーーーーーーあ、まじ最悪

立ち尽くしていると…


聖「まぁいいや、とりあえず中入るぞ」

『……』

私は黙ってついていった


エレベーターの中で

聖「お前何階だよ…」

『8階』

聖夜君はボタンを押してくれた
以外と優しいかもなんて思っちゃいます


するといきなり
聖「お前さっき、一人でなに言ってたんだよ」


私は聞かれたと思い、顔を赤く染めました


聖「さすがになに言ってんのかはわかんねぇよ」


私は心を読まれたと思いドキッとしました

聖「そんで、なに言ってたんだ?」

『えっ…あ…それは…』


聖「俺に言えないようなことか?」



その時、タイミング良くエレベーターが8階で止まりました

『じゃっ、またね』
と、逃げるように出ていくと

聖「チッ」

と舌打ちをし私は怖くなり、
急いで家に戻りました

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