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BL短編集

第10章 部下×上司



「斎藤さんって彼女いるんですか?」


多嘉良からのいきなりの質問


「…いねーよ。お前は?」

「彼女はいないですけど…好きな人はおますよ」


あぁ、そうか



好きな人いるのか…



この気持ちはどうしよう



そんなことを考えてながらも

「そうか。頑張れよ。お前なら付き合えるさ」


そういった



すると


「……そうですかね。あ、今日飲めますか?…相談のってほしくて…」



俺の想いは報われない

ならばこいつの恋を全力で応援しようと

「平気だ。いつものバーでいいか?」


と聞いた

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