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掌の浜辺

第2章 秋 - heart warming -

 てか、席ついてるのに全然緊張しないのやべ-。地味に関係持っちゃってるのってよくね-かも。素のオレを見せない方がよかったか? とか何か思い巡らしてるのって緊張してんのか? よ-わからん。
 ー開始30分前。


”どきどき”
シュンくんは今そんな気持ちに
なりながら
時間がたつのをただ
待つ
面接とかもこういう気分なのかな
って思いながら
セミナ-の司会の人らしき女の人を
見たり
入口を振り返ったり
周りを見渡したり
窓越しの景色を眺めたり

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