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時間割りを配布します。

第3章 一時間目:数学・後



ま、いいや。

私は考えを放置して、(しょうがなく)先生の話を聞くことにした。

あー、あと15分で1時間目が終わってしまう。


「……瀬川さん、また考えてることが駄々漏れですよ。
いい加減なおせ馬鹿」

「いま、毒をはきましたね……ボソリと。敬語じゃない先生初めて見ました」

「―――……、いまから二ヶ月前くらいかと思います」

「あっ、スルーですか」


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