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時間割りを配布します。

第3章 一時間目:数学・後



にっこり。

にこり。

にっこり。

にこり。

にっこり。


―――キーンコーンカーンコーン……



「…………先生」

「…………はい」

「一時間目が、終わりました」

「頑張って下さいね」


この鬼畜!

「うわー!! どうすればいいんですかあああああああ」


私は教室に急いだ。
だからか、先生の呟きは、知らない。






「―――本当に、好きなんです。
……変なところで疑り深いんですから、あの馬鹿娘が」


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