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時間割りを配布します。

第4章 二時間目:家庭科・前



「「はぁ、……っつ、ついた!」」


「遅いですよー、もっと早く来なさい?」
「よっ、遅刻コンビ」
「座れ座れー」


いろんな所からヤジが飛ぶ。
でもいい、間に合ったのだから。


「―――おかえり。大丈夫だったか」



と、私の班の席につくと、声をかけてきた男子がいた。

(ああ、『あいつら』の一人のあなた様ですか)

どうしよう、最近やさぐれてきたかも。
まあ、ね。
ここまでイケメンだと、逝け面と表記したくもなるわ。

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