テキストサイズ

可愛いメイドの愛し方

第1章 メイドのしつけ


「風呂を沸かしてあるから、入れ。着替えやタオルは、脱衣所においてあるから」

「はい」


お風呂にはずっと入っていないからさっぱりしたい。


お風呂につかりながら、メイドの件はゆっくり考えよう。

人違いだと、今すぐ言う必要ないし。

「ありがとうございます」

水木はぺこりと頭を下げた。


それをみてケイが初めて笑う。

人がわるそうにニヤリ、と。


いままでずっと無表情だったから、その表情の変わりように驚いて。

水菜はまじまじとケイを見つめた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ