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ガーディスト~続編~

第2章 死んでもストーカーする男(後編)

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「2人とも、お疲れ様~♪」




事務所に戻ると、満面の笑顔でつばきが迎えてくれた。




ひどく疲れた時は、この笑顔に癒される。




「「ただいま」」




祐司と圭吾は、ホッとしながら席についた。




装備品を片付け終わると、絶妙なタイミングでコーヒーが出てくる。




コーヒーを一口飲むと、心が満たされた。




(社長がつばきちゃんを雇ったのもわかる気がするな)




圭吾はフッと笑った。




「ああ、そうだ。今日みんなでチーズケーキ
食べにいこうよ♪」




「今日ですか、依頼が入らなければいいんですが」




「大丈夫!さっき社長から電話あって、報告書作成したら上がっていいって言ってたよ♪」




「それなら今日こそは行けるといいですね」




圭吾は微笑した。




「今日は大丈夫のような気がする。ね、ゆーじもそう思わない?」




「…だといいな」




祐司も優しく微笑んだ。










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