テキストサイズ

ガーディスト~続編~

第3章 I love you

トクン…




鼓動が高まった。




そんな瞳で見つめられたらもう、自分を抑えることはできない。




俺はつぐみの瞳に吸い込まれるように顔を近づけ、つぐみの唇を親指でなぞった。




「…っ」




くすぐったいのか恥ずかしいのか、俯き加減になる顎を優しく持ち上げ、唇が触れる一歩手前で静止する。




「つぐみ、俺を見て?」




そう囁いて、伏せ目がちだった瞳を開けさせ、




お互いの視線が絡まった時、俺は感触を確かめるように優しくキスをした。





ストーリーメニュー

TOPTOPへ