ガーディスト~続編~
第3章 I love you
「…けぃ…ご…さ……」
つぐみのつらそうな声で、我に返る。
ハァハァと肩で息をし、ぐったりとしている。
つぐみには少し刺激が強すぎたようだ。
「…すまない」
脱力するつぐみを横抱きにし、ソファーに座らせた。
「…ど…して…謝るん…ですか…?」
つぐみは呼吸を整えながら、虚ろな瞳で請うように俺を見る。
その姿で、また俺の本能に火がついてしまう。
「…そんな瞳で俺を見ないでください」
自分の感情を抑えるために、俺はつぐみから目をそらした。
「…どうして…そんなこと言うんですか?」
そう言いながら、つぐみの手が俺の袖を掴んできた。
「私って…そんなに魅力ない…ですか?」