マジックオブジェクト
第2章 ギルド
「…ってのが今回の『マジックオブジェクト』の詳細だ。」
『なるほど…。確かに危険度はそこそこ高いみたいね。』
和魔が通信を開いているモニターにはウサギ耳と露出度の高い格好のいわゆるバニーガールが座っていた。
「で、悪いんだがここには転送機器が無いからな。誰かまたこっちに来てくれないか?」
『分かった。『白羽』を行かせるわ。』
「いつも悪いな。本当はこっちから行けりゃいいんだが…。」
申し訳なさそうな顔を作る和魔にバニーガールは笑って返す。
『別に構わないよ。だって和魔クンは学生だし休みでもなきゃ北海道なんて来れないでしょ?』
「まぁな…。お前が羨ましいよ…。」
和魔が今通信しているのは北海道にある『魔道師ギルド』。
『魔道師ギルド』とは『魔道師』つまり『マジックオブジェクト』を悪用するものを止めるいわば警察のような物に指令を与える場所だ。
『魔道師ギルド』は日本だけでなく世界各地に存在しておりそれはつまり『マジックオブジェクト』が世界中に存在していることの証明でもある。
日本にも『魔道師ギルド』はいくつか存在しており和魔が通信しているのはその『魔道師ギルド』の中でもかなりの力を誇る『スノーホワイト』というギルド。
『スノーホワイト』はその名の通り雪に関係する魔道師が多いらしい。
『なるほど…。確かに危険度はそこそこ高いみたいね。』
和魔が通信を開いているモニターにはウサギ耳と露出度の高い格好のいわゆるバニーガールが座っていた。
「で、悪いんだがここには転送機器が無いからな。誰かまたこっちに来てくれないか?」
『分かった。『白羽』を行かせるわ。』
「いつも悪いな。本当はこっちから行けりゃいいんだが…。」
申し訳なさそうな顔を作る和魔にバニーガールは笑って返す。
『別に構わないよ。だって和魔クンは学生だし休みでもなきゃ北海道なんて来れないでしょ?』
「まぁな…。お前が羨ましいよ…。」
和魔が今通信しているのは北海道にある『魔道師ギルド』。
『魔道師ギルド』とは『魔道師』つまり『マジックオブジェクト』を悪用するものを止めるいわば警察のような物に指令を与える場所だ。
『魔道師ギルド』は日本だけでなく世界各地に存在しておりそれはつまり『マジックオブジェクト』が世界中に存在していることの証明でもある。
日本にも『魔道師ギルド』はいくつか存在しており和魔が通信しているのはその『魔道師ギルド』の中でもかなりの力を誇る『スノーホワイト』というギルド。
『スノーホワイト』はその名の通り雪に関係する魔道師が多いらしい。