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大渕芹奈

第2章 人生最悪の学年末


信じられなかった。

昨日まで親友だったあの2人が、今はまるで他人に見える。


どこか遠くで、チャイムが鳴ったような気がした。

でも私は動けなかった。

驚きと、ショックとが、まだ何が起きたのか飲み込めないままの頭の中で渦巻いていた。


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