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大渕芹奈

第4章 先生と私

ある日学校に着いたら、菫が私を待っていた。

【どうしたの菫?】

すると菫が声を弾ませて言った。

{芹奈!!大渕先生が芹奈をお呼びだよお}

まるで宝くじがあと少しで当たる!みたいな顔をして菫が言った。

{急いで!!ほらほら}


私は菫に見送られて、大渕先生が待っている職員室に向かった。

その途中、悠哉とすれ違った。

悠哉は私に何か言いたげだったけど、私は目を合わせずに歩き続けた。

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