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大渕芹奈

第4章 先生と私


たどり着いたのは、多目的室。

今は誰も使ってないから、先生と私、2人っきり。


こんなの初めてだった。

こんな気持ちになったの、いつぶりだろう。


<ごめんね…急に>

【あっ…いえいえ】

私は一番前の机の椅子を引いて座った。

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