テキストサイズ

大渕芹奈

第4章 先生と私


<ここじゃ、みんなの邪魔になるから、あっち行こうか>

先生が私の手首を握った。

温かい、大きな手だった。

私はもう顔から火が出るかと思う程真っ赤で、先生についていった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ