テキストサイズ

大渕芹奈

第4章 先生と私

【せ…せんせ…】


今までしたことがない程甘いキス。

キスしてる間に、先生は私の涙を指で拭いて、私のリボンを外した。


【先生…?】

まさか…このまま、なんてことないよね?

<しーっ>

唇に指を当てて、先生は私に有無を言わせない。


ドクン


ドクン

【あ・・・】

言葉になり損なった声だけが、多目的室に響く。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ