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大渕芹奈

第6章 二度目の地獄

提出先は…大渕晃司先生。

しかも個別に出しに行くから気まずい。




私…前は先生ばっかり目で追ってたなぁ。


先生の授業は、いつも天国だった。

先生が黒板に字を書き始めたら、先生の背中大きいな…って思いながら見てた。

こっちを向いて喋り出したら、下をむく。


数学はクラスを2つに別けて、自分に合うレベルで進めるのが百合ノ坂学園。


だから人数は二十人程度。

そうなると先生との距離も近くなる。

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