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自殺旅行

第4章  個室生活






教会だ・・・・・・・・・・・・・。教会・・・・・・初体験☆

もし、ここに住むとしたら・・・・・・の、お部屋も見せて頂きました。

うわ・・・・・・子供がいる・・・・・・沢山。

子供・・・・・・・・・・・苦手なんだよな~~~・・・・・・。

牧師さんはおおらかな感じの人です。話している途中で『いのちの電話』が合ったようで、女性スタッフが迎えに行った。

「何にも無いでしょう? この辺りは本屋も無いんですよ~」

笑う牧師さん。そして、

「受け入れは、全然大丈夫ですよ~」

と。笑顔で見送って頂きました。



帰り。海だ・・・・・・。夕日が沈む。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・三十六歳にもなって・・・・・・・・私は・・・・・・いったい・・・・・・・・・・・・・・・。








六十三日目

『パンダちゃん』の一日のお薬の量が、多いときでトータル四十錠近く。

飲むね~~~。私は相変わらず0錠。だって私は健常者☆ 今やただのホームレス★

・・・・・・この病院はただのホームレスを囲っていることになるのかい?

ごめんなさ~~~い! 精神科医のヒョロ助てんて~! ごめんなさ~い!

ただのホームレスの主治医になっていただいて・・・・・・本当マジで! ごめんなさ~~~い!!!

申し訳ありません!!!!!! あと少し! あと少しだけ・・・・・・我慢してお付き合いのほど、よろしくお願い致します☆



患者と薬の話をする。が、さっぱり分からない・・・・・・みんなお薬の名前に詳しい。

べ、べげ? でぱす? でばす? そら・・・・・・? せろ・・・・・・く? ・・・・・・・・・・・・・・・駄目だ一つも分からない。

私が知っている薬は『バファリン』『キャベⅡ』『太田胃散』『正露丸』・・・・・・。

ああ、一錠飲んだか・・・・・・保護室にいた時に・・・・・・便秘薬を。





美少女『NRちゃん』が外出から帰って来た。髪をショートに!!! ああ~ん! 似合う~~~☆ 可愛い~♪

もとが良いと何でも似合うんだね☆


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