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自殺旅行

第2章 自殺旅行

足取り軽やかに帰宅。さっそく買ってきたばかりのリードを手に取り見つめる。なんか・・・・・いい・・・。
撫でてみた。・・・いい・・・凄くいい。
頬擦りしてみた。うん。いい・・・。
なんでだろう?愛しくて愛しくてたまらないんですけどぉぉぉ!!!!!!
端から見られていたらこれ程怪しく妖しい光景は滅多に見られないのでは?
見ようによっては『グロテスク』な黒と赤が絡み合った2本のリードを見つめ、撫で回し、頬擦りして愛でる35歳。
これ程「逝ってよし!」という言葉が似合う場面はなかなか無いと思うゾ☆
ご安心を!逝く気満々ですから!その為のリードですから!

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