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流星

第3章 ほんとに?


ガチャッ!


勢いよく生徒会室のドアがあき、向井先輩が入ってきた。


『あれ?
裕紀ちゃん一人?』



「あ…当たり前じゃないですか!私が先輩に相談があるって言ったんですから!」



『だよなー
俺…てっきり裕紀ちゃんの友達もいるのかと思った』



「いなくてがっかりですか?」


『ううん…
逆に助かったかも…』



「先輩…
千里のことどう思ってるんですか?」


『やたらくっついてくる子
俺あんまベタベタされんの好きじゃねーんだよなぁ…』




こう言われ私は返す言葉がみつからなかった。








するとまた誰かが生徒会室に…









千「あれ?
裕紀に向井先輩?
何してるんですか?」



「ちょっ、ちょっとね…
先輩すいません…私ちょっとお手洗いに行ってきます」



『はいよー』




作戦通り私は生徒会室から出た。



千里っ!



頑張って!









さて…



家に帰ろっと!























あ…




カバン生徒会室だ…







結局私は生徒会室の外で千里が出てくるのを待った

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