流星
第2章 であい
4月。
親友の千里と高校の門をくぐった。
「楽しみだねー!」
千「何か実感湧かないなー
あこがれの高校生だよ?
つい最近までランドセル背負ってたのに…」
「おばさん発言(笑)」
千「おばさん言うなー!」
いつもと変わらない朝。
変わったのは私たちの制服だけ。
千「あ!
裕紀とクラス別だよ…」
「マジ?
本当だー(泣)
一緒がよかったよー」
私たちはクラスが離れてしまいしばらく落ち込んだ。
『1年生は教室に上がってくださーい!!』
先生らしき人に言われ、私たちは教室へ。
千「裕紀!
またあとでね!」
「うん!」
私はワクワクしながら教室へ入った。
クラスのみんな優しそうでホッと一安心…