ヤンキー&真面目学園
第4章 ばれちゃいました
『いこうかな…』
瞬「え?」
旭「うん!いこうッッッ!」
可愛いー
『うん』ニコッ
ーー
ーーー…
バキ
“ーっ!”
“ギャハハハハ”
“もっとやれぇ!!”
旭「おー皆やっちゃってるぅ~」
龍「はぁ~」
瞬「おれこれが終わったらデートだから、
血をつけるなよ」
ボソ
『もういいんじゃあない?』
瞬「ん?何か言ったか?」
『もうやめなよ』
と大きな声で言うと
皆の動きが止まった
“おいネェちゃん、
痛い目に合わない方がいいよな”
ボキボキと金髪の男が指を鳴らしていた
『は?痛い目には合わないよ
だって弱そお~』
“ーっなんだと?!もういっぺんいってみろ”
ザワザワ
“あいつ俺達のなかで強い方だよな?”
“あの子死ぬな”
“あいつ、女には興味ねぇもんな”
と皆は言っていた
龍「おい、やめろ」
旭「美優チャーん…」キュルルん
瞬「おー頑張れ」
『…弱そお~』
“なんだと!”
と言って拳を挙げた
龍「やめろっ!」
バキッッ
“ーっ…”
金髪の男は殴りかかってきて
私は片手で受け止めた
ザワッ
“あの子、受け止めたぜ”
“あいつが負けた…”
“嘘だろ…”
すると彼はもう一回殴ろうとしたので
私は彼のお腹を殴った
バタ
気絶をさせた
『ふぅ』
龍「おまえさぁ、前から思ってたけどよ
何者?」
『あははやっぱ、
さっきの奴を見たらわかるよね…』
『私はね…“見つけたぞ”』
ん?
?“おまえ、伝説のヤンキーだろ”
え…何でしってんの…
ヤン皆「え…言われてみれば…」
?“俺、前まで美優さんの弟子だったんだよね”
弟子って1人しかいない…
『朋君…』
朋「俺あの時捨てられたんだよね
2回も」
『え?』
2回?
朋「母さんに美優さん…」
『え?』
朋「とぼけんな…あの時捨てたくせに」