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チアキ「今日は、早く帰ってきたのね」
真緒「そんなのどうでもいいじゃない」
チアキ「何、気分でも悪くなったの」
真緒「それが普通でしょ。こんな生活してたら」
チアキ「でも、自分でご飯を作る気力があるなら、大丈夫ね」
真緒「あんたに心配なんかされたくないわよ。それより、あんた大丈夫なの」
チアキ「何。私を心配してくれるの。とうとうあなたは、私に心を開いたのかしら」
真緒「心配なんかするはずないじゃない。第一、自分のことで手いっぱいよ。ただ、あなたはでていけば、楽になれるんじゃないっていっているの」
チアキ「なにをいうの。あなたには何も分からないわ。私たちのことは」
真緒「まあ、知りたいわけじゃないから、どうでもいいけど。これ以上ここにいて、あなたにはなんの得があるのよ」
チアキ「得。そんなものないわよ。あなたが、これ以上の地獄を味わうのよ。それ以上の楽しみは、私にはないわ」
真緒「あー、あー。この間までとは、言うことがだいぶ違ってきたわね。偉ぶって、説教ばかりしてたのに。本性丸出し」
チアキ「ふふふ。だからどうしたの」
真緒「あなたは、どういう生き物なのよ」
チアキ「なんの話」
真緒「お母さんとかは」