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パパはかわら版

第4章 パパはかわら版C

3人は、市場で、食材を探した。2、3日分ぐらいはかっていかないといけなかったが、何を買うかは迷った。

初江「なんにする」
幸江「私達の分だけでしょ」
良江「でも一応、お父さんの食べたいものも買っていくべきだと思います。早く帰ってくるかもしれません」
初江「いいよ。買ってくるか、食べてくるか、飲んでくるかだから、私達が、心配する必要はないよ。それに好みなんてわかんないよ」
幸江「でも、食事は一緒にすべきじゃない。親子なら」
良江「私も食事は一緒にすべきだと思います」
初江「だから、親子だって、認めてないんだから、しょうがないじゃん」
幸江「それじゃ今日いってみようよ。一緒に食事するように」
良江「そうですね。いいましょう」
初江「どっちでもいいけど、それより、早く買い物して、団子食べよう。団子」

3人は、とりあえず、勇一に教わった、肉鍋の材料を買った。肉鍋の材料だったら、おじやにもできるので、なんにでも使い回しの効く材料といっていい。それで、団子屋を探した。

幸江「通りに来ると、みんなやっぱり高い。私らが食べられるようなのは、このあたりにはないね。」
初江「今日は、しょうがない。高くても、一本ずつ買って帰ろう。また探せばいいよ」
幸江「勇作のお父さんにでも聞くか」
良江「一緒に来ればよかったですね」

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