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狼彼氏!?

第8章 本音



『…っ…ぐっ』


私は、琥君が好き…


遊ばれてもいい琥君が好き


無意識に私の目から涙がこぼれ落ちていた。


「ちさ…好きなら尚更“お礼”なんてやめなきゃ」


『えっ…でも』


今のまま一緒に居れたら私は、それで…


「ちゃんとした彼女になりたくないの?」


ちゃんとした彼女…か


「それが無理でもちゃんと好きって言わなきゃ!」


そ、そんな…好きだなんて言えないよ


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