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君の後ろに誰かいる

第3章 決断

次の日
あの本が気になって授業なんて上の空…


それは三人共、同じみたいだった

葵は先生にあてられても全く反応ないし
俊はペンを何回も落としそのくせいっさい拾うとしない
というより気づいてないだけみたいだ


1時間目…
2時間目…

こういうときに限って時間が遅く感じる

3、4時間目、体育

5時間目、数学
6時間目、古典




はぁ~終わった
やっと終わった


次々にみんな席をたつ
クラブに行く人もいれば
バイトに行くやつもいる
即行で帰る人もいれば
遊びに行くやつもいる


教室に残ってるのは…
俺ら、三人だ…


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