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君の後ろに誰かいる

第3章 決断

次の日、寝不足の俺に俊がテンション上がりまくってるのまるわかりで話してきた
(これは放課後の話だ)


『見ろよこれ、あったんだよ』

『えぇー嘘!?』

『ちょっと待て…その前に何故お前んちに?』
これは俺が言った


『分かんねぇけど、たまたま昨日部屋の掃除していたら昔の鞄の中から出てきたってわけだよ!見たいだろ?』


そんなありきたりな…
と思いつつも見たいと言う欲求心だけが高まり

『早く見せてくれよ!』
とのせられてしまう

一番乗り気じゃなかった葵までもが身を乗り出して見たがっていた


『よっしゃぁ!』
俊が気合い満々で言う

俺らはおそるおそる開けてみた…

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