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君の後ろに誰かいる

第3章 決断

『いやいや、そりゃおめぇ…無いだろ』

『そうだよ!わざわざそんな…』


自分でも嫌だった

しかし確かめずにはいられなかった
なぜなら…
『じゃあ俊、葵…
お前らあの本のストーリー覚えてるか?』


『わっ、私は…覚えてない…』

『お…れも…』

そう
誰もあの本のストーリーを覚えてなかったからだ


『あの本が関係するのはほぼ決まっている
なら本に関することを知らないと始まんねぇだろ?』

『…それは…』

『決まりだな……!』


俺らは本を探すことにした



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